感謝
今朝、鳥取のおばあちゃん家を出て、
兵庫のおばあちゃん家に向かった。
意外とすんなり進み、無事に2時間ほどで到着。
おばあちゃんと親戚のおばさんが迎えてくれたが、
おばさんが話してくれた話が衝撃的で、その場で泣きそうになった。
家族がいない時に父とおばさんが二人で話す機会があったらしく、その時父が言っていた話。
普段行儀も悪く、デリカシーとかもなく、ごちゃごちゃ何言ってるかわからないような、なるべく関わりたくないと思っていた、父。
昔から海外に連れていってもらったこともなければ、沖縄とか北海道とかもない。両親の実家の鳥取と兵庫以外、ほとんど連れていってもらったことない。
オレがパティシエになるのを反対された時は、本当にこの人頭堅い、と思った。
父を見て、こんなサラリーマンにはなりたくない、と思っていた。
そんな父がおばさんと話した時、こんなことを言っていたらしい
「もっと子供にかまってあげたかった。
でも、時間がなくて遊んであげられなかった。
遊ぼうとした時には、もう子供から嫌われていた」
オヤジはそんなこと思っていたんだ
当たり前かもしれないだけど、そんな言葉は父の口から聞いたことはなかった。
父は田舎から東京に出てきて、5人家族の生活を一人で支え、家も買い、車も買い、3人の子供をちゃんと学校に通わせてくれた。
そのために、子供にかまう時間がないほど一生懸命働き、何の文句も言わずに定年まで働き続けた。
おばさんに言われて改めて気づいたけど、これは本当にすごいことだと思うし、
「今の自分があるのは親のおかげ。」
というおばさんの言葉に、
まさにそうだなと思ったし、自分は親への感謝の気持ちが足りてなかったと痛感した。
今まではその凄さに気づいていなかったけど、父や母がここまで育ててくれたからこそ、今の自分がある。
お父さん、お母さん
本当に、ありがとう。
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これは昔書いたフェイスブックの記事の一部。いつまでも人に感謝できる人間でありたい、と思う。